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腎臓病学 腎臓病 学

腎臓病学とは・・・

 

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腎臓病学とは・・・

 

医学の進歩に伴って、

腎疾患の予後(特に生命予後)は改善したが、

それでもなお長い闘病生活を余儀なくされ、

人生設計の変更を迫られることも、

残念ながら、あるちうわけや。

このとき患者は、

ハンディを背負いながら

社会復帰を目指すことになるちうわけや。

腎疾患診療の目的は、

これまで述べてきたことから明らかであるちうわけや。

まず、患者をできる限り腎不全から守ること。

ネフローゼ症侯群を寛解に導入すること。

ほんで不幸にも腎不全に陥ったならば、

なるべく固有の腎機能を温存し、

せやけど社会生活をなるべく

犠牲にせん方法を検討するちうわけや。

尿毒症、ゴチャゴチャゆうとる場合やあれへん,

要は末期腎不全にいたった場合は、

透析療法での管理となるが、

短期・長期の合併症を監視して、

これに対処せなならへん。

もっとまとめて言えば、

将来ある腎疾患患者の、

生活の質(quality of life:QOL)の

向上に手を貸すのが、

うちらに求められとる使命やのであるちうわけや。

腎臓病学と腎疾患について

 

腎疾患にはどないな特徴があるか?

自覚症状が少ない

なかには肉眼的血尿や浮腫が経過中に

現れることもあるが、

ようけは自覚症状を伴わず、

しりまへん間に進行してしまうこともあるちうわけや。

末期腎不全になって初めて

腎疾患と診断されることさえ稀でないちうわけや。

手後れになる前に診断するためには、

自覚症状に頼っていてはだめで、

検査によらなければならへん。

長期にわたって生活・食事やらなんやらの制限が必要になる

ようけの腎疾患は慢性的な経過を取り、

何年、または何十年もにわたって服薬や、

食事制限、生活上の規制が必要となるちうわけや。

さらに透析に致った場合、

生活設計の変更を迫られるちうわけや。

せやけど、急速進行性腎炎(RPGN)や

急性腎不全(ARF)やらなんやらの場合は、

迅速な対応が必要となるちうわけや。

治療手段がない?

確かにほんの 20〜30 年前までは、

腎疾患といえばろくな治療手段がなく、

ただただ自然経過にまかせとったちうわけや。

 

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腎臓病学での将来の医療は・・・

 

せやけどダンさん医学も技術も進歩し、

ステロイド療法や血漿交換やらなんやらの手段も使える現在、

腎疾患の大部分は、

診断の時期を失せんならば、

治療によって改善できるようになりよったちうわけや。

いったん悪くなりよったら治りまへん?

慢性に進行する腎疾患では確かにそのとおりであるちうわけや。

慢性糸球体腎炎(CGN)を例に取れば、

治療で腎機能が正常化するのは、

血清クレアチニンが 1.5mg/dl を

超えた後ではまず困難で、2〜3mg/dl を

超えてしまえば、

もし最善の治療をしたとしても

普通は次第に進行性に悪化して行く。

せやけど、

RPGNやARFやらなんやら急速な経過で悪化したものは、

治療により改善の期待もあるちうわけや。

命を奪われることはない

腎疾患で生命に関わるのは、

結局は腎不全である。

腎不全に対しては、

透析と移植のふたつの武器によって、

社会復帰が十分できるようになっとるちうわけや。

心・肺・肝といった重要臓器の末期不全のうち、

患者の社会復帰ができるのは、

現状では腎だけやのであるちうわけや。

腎臓病学とは・・・

Copyright c 2008 腎臓病学とは・・・

 

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